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江差線 |
道南の中心都市函館市の五稜郭から追分の町江差を結ぶ路線です。 国鉄末期まではしがないローカル線だった当線ですが、青函トンネルの開通後は、本州連絡列車に加えて一日20往復超の貨物列車が運行される物流の大動脈として重要な役割を担うこととなりました。 しかしながら、過疎化と道路整備の進展により、2014年5月に木古内以西の末端区間が部分廃止になると、木古内以東の区間も2016年3月の北海道新幹線開業によりJR北海道から経営分離され、百余年の歴史に幕を閉じることとなりました。 終着の江差は、檜山振興局も置かれる行政上の中心地ながら、当線の廃止により道内の振興局、総合振興局で唯一の鉄道空白地となりました。江戸時代から北前船で栄え、「江差の五月は江戸にもない」と言われた当地ですが、時の流れの残酷さを思い知らされます。 |
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