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熊本電気鉄道 |
熊本市の北の玄関、上熊本から合志市の御代志までと、北熊本から分岐して藤崎宮前までの支線を運行するローカル私鉄です。かつては御代志より先、温泉地として知られる菊池まで線路が延びていましたが、モータリゼーションによる利用客減少で1986年に廃止され、現在に至っています。 70万都市熊本市の郊外路線だけに沿線人口は少なくありませんが、運行本数の少なさと、藤崎宮前駅のロケーションの悪さから利用状況は芳しくなく、会社側と行政側との駆け引きもあって、LRT化やバス転換などその将来像は二転三転していました。 こうした中、2008年に策定された経営再建計画に沿って不動産売却やバス路線の整理統合を進めるとともに、増便や設備更新など地道な取り組みが功を奏して、利用は微増傾向にあるようです。また、車両更新により「青ガエル」の愛称で知られた旧東急5000系は引退しましたが、代わって導入された「くまモン電車」が外国人観光客に絶大な人気を博しており、収入増に大きく貢献しています。 |
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