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能勢電鉄鋼索線 |
能勢妙見堂のある妙見山への足として、黒川からケーブル山上まで運行していたケーブルカー路線です。1925年に開業し、戦時中に不要不急路線として撤去の憂き目を見た後、戦後に復旧しましたが、利用客は戦前の実績には大きく及ばず、施設の老朽化もあって2023年12月3日限りで営業を終了しています。 利用客減少の要因としては、阪急池田駅からの直通バスの存在や能勢妙見堂への参拝客減少もありますが、妙見口と黒川が1.4q離れていたことが大きく、 日本のケーブルカーとしては珍しく標準軌が採用された当線ですが、廃止により国内の標準軌ケーブルカー路線は十国鋼索線を残すのみとなりました。その十国鋼索線は、当線が不要不急線として運行停止した際の機材を転用して開業しており、この先もしばらくは活躍が見られそうです。 |
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