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JR四国の駅名標(その2)
旧国鉄では駅名の重複を避けるため、後から開業する同名駅には旧国名を冠した例が多く見られますが、四国においては特に顕著に見られます。山がちな地形が鉄道の建設を阻んでいたのでしょうか。

伊予大平駅(予讃線) 讃岐相生駅(高徳線)
予讃線新線区間最初の駅で、開業も国鉄末期とあれば、旧国名付きも止むを得ないところでしょう。一番の問題は「大平駅」がどこにあるかわかりにくい(正解は津軽線)ところですが... 高松と徳島を結ぶ主要幹線で、開業も早かった当駅ですが、新幹線停車駅の相生と比べるとさすがに分が悪く、旧国名付きとなっています。
阿波川端駅(高徳線) 土佐加茂駅(土讃線)
北海道にある川端駅に比べると遥かに人家も多く、文化の香りが感じられる当駅ですが、石炭の威力は絶大で、あえなく旧国名付きに甘んじています。 この手の駅では通常旧国名部分は小さく標記されますが、どういうわけか、後ろの部分と同じ大きさの標記となっている例も見られます。