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道後山	←	備後落合	→	比婆山 油木
		びんごおちあい
広島県庄原市

列車は西進する国道314号線と分かれて、逆U字型に迂回して西に進み、備後落合に到着します。かつては多くの急行列車が発着する陰陽連絡の拠点として賑わいましたが、道路網の整備によりその地位を追われ、現在では日本一の秘境分岐駅と言っても過言でないほど寂れてしまいました。

細長い木造駅舎です。夜間の乗務員滞泊施設を併設するため、乗降客数からすると過分に規模が大きくなっています。

駅入口。駅舎部分は利用状況に合わせて非常に慎ましやかです。		切符売場跡。民営化後しばらく有人駅でしたが、現在窓口は板で塞がれています。
待合室。壁沿いに造り付けの長椅子が設置されています。上部の掲示板部分にはポスターの類も全くなく、寂しい限りです。		備中神代方面。ホームは2面3線。島式ホーム上の売店で「おでんうどん」を食べたのは...30年以上前のことでした。昭和は遠くなりにけり。