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		くろまつない
北海道寿都郡黒松内町

列車はしばらく国道5号線と北に並走した後、分かれて下り勾配を北に進み、黒松内に到着します、北限のブナ林のあるまちとして知られる当地は、寿都鉄道が分岐し、物資の集散地として栄えていましたが、その後の衰退は著しく、2007年にはついに無人化の憂き目を見ています。

かつての繁栄の歴史を物語る、大きなコンクリート造りの駅舎です。奇抜なファサードはブナをイメージしている...というのはさすがに穿ちすぎでしょうか。

出札窓口跡と改札口。ラッチ跡や発車案内などに、旧特急停車駅らしい風格が感じられます。		広い待合室。多数の椅子に加えて、小上がりまでもが設置されています。
旭川方面。ホームは2面3線。広い構内に貨物扱いで賑わった日々が偲ばれます。		函館方面。旧優等停車駅らしく、ホームは堂々とした跨線橋で結ばれています。