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大沼	←	鹿部	→	渡島沼尻
		しかべ
北海道茅部郡鹿部町

列車は駒ケ岳の裾野を半時計回りに進み、鹿部に到着します。所在地鹿部町の代表駅ですが、海近くの市街地からは5km離れた山中に位置するため、道路事情が改善された現在、利用者は大きく減少しています。

赤い屋根トタン屋根が印象的な木造駅舎です。支線内では断トツの規模に、かつての繁栄ぶりが窺えます。

切符売場。民営化後も委託駅でしたが、いつの間にか無人化され、窓口は板で塞がれています。		大きな待合室。椅子の数からも往時の繁栄ぶりが窺えます。
ホームは島式1面2線。駅舎との間には多数の側線が設置され、貨物輸送で賑わっていたようです。		森方面。駅舎内だけでは不足していたのか、ホームにも独立した待合室が設置されています。