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函館市交通部 |
かつて北海道の玄関口として繁栄した函館。基幹産業である造船、漁業の不振に加えて、航空輸送の大衆化と青函連絡船の廃止によりかつての繁栄はありませんが、依然として市街地を走るチンチン電車が健在です。 公営交通のご多分に漏れず赤字経営に悩まされ、現在は最盛期の6割程度の営業キロとなっていますが、南の末端区間を除いて6分間隔の高頻度運転で市民の足として親しまれており、徐々にではありますが超低床電車の導入や電停のバリアフリー化など設備面での近代化も進められています。 拠点都市としての機能はかなり低下していますが、観光地としての函館の人気は依然として底堅く、2016年の北海道新幹線開業により更なる観光客増が見込まれています。函館駅周辺では、ホテルの建設、改装ラッシュが続いており、チンチン電車もしばらくは観光客に奔走する日々が続きそうです。 |
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