阪堺電気軌道住吉公園

列車は南西に進み、わずか200mで終点の住吉公園に到着します。かつては最短1分間隔で列車が発着した当駅ですが、利用の減少と老朽化により2016年1月を以って100年あまりの歴史に幕を閉じることとなりました。

いかにも歴史を感じさせる古い木造駅舎です。西隣には南海本線住吉大社駅、東側には少し離れて阪堺線住吉鳥居前停留場が隣接しています。



ホームへの通路。商店はすべて撤退したようで、シャッター街が続いています。		ホーム入口。かつてはラッチが設置されていたのでしょうが、現在はフリーパスです。時刻表の運行本数が泣かせます。


路線終端方面。ホームは頭端式2面2線。廃止間近ということで、いつもとは違う賑わいです。		天王寺駅前方面。ホーム長は2両分確保され、正月の初詣輸送では縦列駐車で乗客を捌いていました。