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一畑電車 |
島根県の二大都市、松江と出雲を結ぶローカル私鉄です。社名にもある一畑薬師への参詣鉄道として開業した後、松江市の中心部まで路線が延長されています。 地方私鉄としては早い時期に1500Vへの昇圧を果たし、昭和30年代には当時の地方私鉄としては異例の最高速度85km/hでの運転を行うとともに、最盛期は2本の支線を有し、山陰地方の雄として君臨していましたが、他の地方私鉄の例に漏れずモータリゼーションの進展により利用客は年々減少し、廃線議論も俎上に上がりました。 沿線自治体の支援により、ひとまず存続が決まり、大手私鉄の中古車ながら冷房車の導入など体質改善も進んでおり、地域住民の足としてだけではなく、出雲大社などの観光資源を生かした更に一歩踏み込んでの活性化が期待されるところです。 |
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