▲鉄道雑学研究所北広島支所トップ 　　▲路線リスト 　　▲紀勢本線の駅リスト

大曽根浦	←	九鬼	→	三木里
		くき
三重県尾鷲市

列車は急峻な海岸沿いをトンネルの連続で進み、九鬼に到着します。入り江に面した駅周辺の風景は長閑ですが、駅間の風景を見ると、尾鷲〜熊野市が戦後ようやく開業したのもうなずけます。

飾り気ひとつない鉄骨造の駅舎です。コミュニティバスが乗り入れるのみで、当然というか客待ちのタクシーの姿はなく、広い駅前は閑散としています。

出札窓口跡。シャッターには熊野古道のイラストが描かれています。		待合室。三方の壁沿いに造り付けの長椅子が設置されています。
改札口。ラッチは撤去されています。ホームには遮断機付きの構内踏切で連絡します。		新宮方面。ホームは島式1面2線。申し訳程度に上屋が設置されていますが、ワンマン列車乗車口からはかなり離れています。