JR紀勢本線和歌山市

列車は紀ノ川の左岸を南西に進み、和歌山市に到着します。約400kmにわたって紀伊半島を半周した紀勢本線の終着駅ですが、南海駅構内の片隅に間借りした形で駅舎すらなく、旅情は全く感じられません。

駅南東端の2番ホーム入口。2017年に南海と改札が分離され、同時に当駅から和歌山駅間でICOCAが利用可能となりました。



改札への通路。壁の看板に加えて、床面の青い線で旅客を誘導しています		改札外の切符売場。無人駅ではおなじみの、ICカード対応ボタン式券売機が2台設置されています。


路線終端方面。ホームは1面1線。駅舎改築により、左隣にあった1番線の痕跡は消えてしまいました。		発車待ちの和歌山行き列車。車齢50年近い105系に長らく耐えた乗客にとっては、待望の新車です。