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高松琴平電気鉄道 |
四国の玄関口、高松近郊に3つの路線を運行するローカル私鉄です。 琴平線、長尾線、志度線と成り立ちの異なる3社が戦時中に合併した寄り合い所帯で、最近まで特に合理化もなく、良き時代の鉄道風景が残っていましたが、関連子会社の百貨店の破綻による経営難で、2001年末に事実上倒産という憂き目を見ています。 その後紆余曲折はありましたが、民事再生法による4年間の地道なサービス向上の施策が功を奏し、徐々に利用者の信頼も取り戻しているようです。同業者の窮状に危機感を持ったのか、ライバルであるJR四国の接客サービスも向上したのは、うれしい誤算でしょうか。 紆余曲折はありましたが、地方の私鉄としては車両数は最大で輸送量も大きく、今後もJR四国と切磋琢磨して、輸送サービスの向上が期待されるところです。 |
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