▲鉄道雑学研究所北広島支所トップへ ▲路線INDEXへ |
名松線 |
紀勢本線の松阪から伊勢奥津までを結ぶローカル線です。 路線名の「名」にもある通り、当初は名張を終点として建設が開始されましたが、参宮急行電鉄(現近鉄大阪・山田線)の全通により建設意義を失い、伊勢奥津以遠の工事は中止となりました。 ほぼ全線に亘って雲出川沿いに進み、特に家城以遠は車窓に渓谷美が展開されますが、それだけに自然災害も多く、伊勢湾台風をはじめとして戦後4度に亘って長期間の運休を余儀なくされています。 現在も2009年10月の台風18号による災害で家城〜伊勢奥津間が不通のままとなっており、JR東海からは同区間廃止の意向が表明されました。国鉄末期にも同様の災害から廃線の危機に見舞われ、反対運動や代替道路未整備から延命してきた当線ですが、今回も沿線自治体による治山、治水対策が実施され、実に6年半ぶりとなる2016年3月末に全線復旧を遂げています。 |
|
駅名をクリックすると詳細へジャンプします。 |
▲鉄道雑学研究所北広島支所トップへ ▲路線INDEXへ |