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留萌本線
北海道の米どころ深川から、日本海側の港町増毛を結ぶ路線です。
かつては路線長100qを超える長大支線、羽幌線を擁し、海産物や木材、石炭の輸送で賑わった当線ですが、漁業不振に加えて羽幌線も含め沿線の全炭鉱が閉山し、日に数往復の普通列車のお客は高校生と老人がほとんどという、「本線」とは名ばかりの閑散ローカル線に転落してしまいました。
線内には国鉄時代の仮乗降場からの昇格駅が多く、特に留萌以西は開業時からの3駅に対して昇格駅が5駅というインフレぶりでしたが、過疎化による利用減が進み、2016年12月を以て同区間が部分廃止、本線と名乗るJR線にあっては路線距離最短というタイトルホルダーとなりました。
残存区間もJR北海道単独での維持は困難として沿線自治体と協議した結果、2023年4月の石狩沼田以西部分廃止を経て2026年3月末での完全廃線が合意されており、文字通り風前の灯と化しています。


駅名 営業形態 駅舎 売店等 乗換
売店 蕎麦 駅弁 その他
深川 直営 鉄筋       函館本線
北一已 無人 木造          
秩父別 無人 木造          
北秩父別 無人 なし          
石狩沼田 委託 鉄筋          
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