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札沼線(北海道医療大学〜新十津川) |
函館本線の桑園から石狩平野を北上し、新十津川までを結ぶローカル線のうち北部の非電化区間です。線名にあるように、かつては札幌市と石狩沼田を結んでいましたが、戦時中の一時休止、復活を経た後、いわゆる赤字83線に指定され、新十津川以北が廃止となっていました。 その後、札幌圏の人口増加により、国鉄末期の赤字ローカル線廃止対象から逃れ、JR化後には札幌市内区間の大半が複線化、2012年には北海道医療大学以南が電化されるなど、都市近郊路線として変貌を遂げる一方、北海道医療大学以北の非電化区間は利用客の減少が止まらず、JR北海道の厳しい経営状況もあって2020年5月での廃止が決定しました。 最終運行はGW期間となるため、全国各地からの来訪客に備えて車両の増結や臨時列車の運行が予定されていましたが、新型コロナウィルスの感染拡大により一旦廃止時期がGW前に前倒しとなった後、更に一週間の繰り上げが前日に発表され、なんとも慌ただしい最期となりました。 |
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