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幌延 下沼 豊富
しもぬま
北海道天塩郡幌延町
列車はサロベツ原野の湿地帯を北西に進み、下沼に到着します。駅名の由来は、アイヌ語の「パンケ・ト(下にある沼)」を意訳したもので、駅の西2kmにパンケ沼、同様にペンケ沼(上にある沼)がその2kmほど北に位置します。

毎度おなじみの貨車駅です。老朽化が進んでいた4年前から一転、化粧直しされ、ゆるキャラまで誕生するなど活性化の取り組みが進められ、その甲斐あってか2021年3月での廃止対象からは外れています。
待合室。周辺の貨車駅に比べて掲示類が多く、なんとも賑やかです。 稚内方面。ホームは1面1線。例のごとく未舗装で土留めされただけの簡素な構造です。
旭川方面。かつては相対式2面2線の交換駅でしたが、今となっては旧ホーム跡は判別困難です。 駅舎のあちこちに登場するゆるキャラ「ぬまひきょん」。クマかと思ったら、駅に住み着く妖怪なのだとか。