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宗谷本線 |
道北の中心都市旭川と、北の最果て稚内を結ぶ路線です。 日に3往復運転されている特急列車の他は名寄を境に運転系統が分かれており、以北は利用者の大半が通学の高校生という本線とは名ばかりの長大ローカル線です。 旭川を出て名寄盆地までは、峠越えはあるものの平凡な車窓ですが、以北では線路に寄り添う天塩川がいい風情を醸し出しています。天塩川と別れて、幌延から先は荒涼とした無人のサロベツ原野を行き、利尻富士を見ながら稚内市街に滑り込みます。 2007年までは夜行寝台列車も運行され、夏のシーズンは多くの観光客で賑わった当線ですが、利用減が著しく、2016年には名寄以北がJR北海道単独で維持困難な線区と発表されました。今後は経費節減や運賃値上げ、利用促進策、上下分離方式への転換などを軸に沿線自治体と協議予定ですが、沿線は過疎化が激しく、廃線という最悪のシナリオも目前にチラつきはじめています。 |
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