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わたらせ渓谷鐵道 |
両毛線の桐生から間藤までを結ぶ、旧国鉄足尾線を転換した第3セクター路線です。 会社名の示す通り、渡良瀬川に沿って走る路線で、車窓からは美しい渓谷美を堪能することができますが、日本の公害の原点とも言える足尾銅山鉱毒の影響か、足尾近辺では禿げ山が続き異様な雰囲気が漂っています。鉱山が閉山した現在、終点間藤は文字通り何もない終着駅ですが、鉄道文学界の巨匠宮脇俊三氏が国鉄完乗したことで知られています。 シーズンの週末を中心に運行される観光トロッコ列車もツアーに組み込まれるなど、比較的利用状況は好調ですが、いかんせん日常の利用が奮わず廃線議論も俎上に上っています。 現在のところ沿線自治体は鉄道存続で足並みを揃えていますが、赤字解消を目指して発売した年間フリーパスは発売目標枚数に届かなかったばかりか、通学高校生の定期券に使用されて収入減となるなど散々で、今後も苦しい経営が続きそうです。 |
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