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肥薩線 |
熊本南部の中心都市八代から、球磨地方の中心都市人吉を経由し、錦江湾近くの隼人を結ぶ路線です。沿線は人吉、吉松を境界として大きく風景が異なります。八代〜人吉間は日本三大急流の一つ球磨川に沿って進み、険しいながらも長閑な風景が展開されます。人吉からは険しい山越えとなり、ループ線と2つのスイッチバックで霧島の山々を越えていきます。吉松を過ぎると長閑な農村を進み、隼人で日豊本線と合流します。 当路線の歴史は古く、1909年の全通時より18年間にわたり鹿児島本線として多くの優等列車や貨物列車の行き来する主要路線として重要な位置を占めていましたが、川内回りの路線が開通すると、そちらと路線名を交換し、ローカル線に転落してしまいました。皮肉なことに、九州新幹線開業により、特急列車が頻発していた川内回りの路線も短編成のDCが行き来する第三セクターに転落してしまいましたが...。 主要幹線だった歴史を反映してか、嘉例川を筆頭として、堂々とした木造駅舎が多く残っているのも特徴です。 |
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