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北陸鉄道 |
北陸の大都会、金沢近郊に2路線を運行する民鉄会社です。 戦時中の陸運統制令に基づき、県下の鉄道、バス会社を全て統合して発足したもので、昭和30年代には石川県内の北陸本線駅に接続する多数の路線を運行して、営業キロは100kmを超える地方鉄道の雄というべき存在でしたが、寄り合い所帯の弊害から労働争議が多発し、事態は名鉄による支援を受けるまで深刻化しました。その後の合理化により大半の路線が廃止されましたが、住民の反対もあり、金沢近郊の石川線、浅野川線のみが存続し、一部区間が廃止されて現在の形となっています。 都市近郊の通勤通学利用が中心の両線ですが、利用客の減少により苦しい経営が続いています。特に、市街地側のターミナル位置が中途半端な石川線で赤字が大きく、2009年10月をもって末端区間の鶴来〜加賀一の宮が廃止となってしまいまったのは残念です。 |
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