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気仙沼線 |
石巻線の前谷地から大船渡線の気仙沼を結ぶ路線です。 前谷地と気仙沼の両側からそれぞれ気仙沼線、柳津線として戦後に開業した当線は、折からの国鉄財政状況悪化により全通が危ぶまれながら、1977年に無事全通の運びとなりました。同時期にほぼ完成済みだった油須原線は開業ならず、正に滑り込みセーフという表現がぴったりというところです。 このような状況から開業後の営業成績は懸念されていましたが、大船渡線に代わって仙台への短絡路線として利用が多く、仙台行きの快速列車には指定席も連結されるなど、都市間輸送にも一定の役割を果たしていました。 しかしながら、2011年の東日本大震災により、路線の大半が不通となる大被害を受け、その後4年を経過した現在も、柳津以北は不通が続いています。一方で鉄路の暫定復旧として2012年より運行されたBRTが、運行本数の増加などにより地元には好意的に受け入れられており、1000億円以上と言われる復旧費用の負担もあって、鉄路での復旧は困難な情勢となっています。 |
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