▲鉄道雑学研究所北広島支所トップへ ▲路線INDEXへ |
大船渡線 |
東北本線の一ノ関から気仙沼を経て大船渡市の盛を結ぶ路線です。 東北地方の平凡な一ローカル線である当線ですが、陸中門崎〜摺沢〜千厩の建設において、有力政治家による介入があり、不自然な迂回経路を描き、その線形から「鍋弦線」とも呼ばれ、我田引鉄の典型例として全国に知られています。JR転換後は線形を逆手にとった「ドラゴンレール」との愛称で売り出していますが、いかんせん20km弱の迂回による所要時間増が大きく、都市間輸送路線においては高速バスに完敗、輸送の中心は高校生と老人という状況が続いていました。 2011年の東日本大震災では気仙沼以北の太平洋沿岸区間が壊滅的な被害を受け、BRTによる仮復旧を経て鉄路の復旧を目指していましたが、人口減と厳しい財政状況からBRTでの本格復旧へと方針が転換され、三陸縦貫鉄道復活の夢も終焉を迎えることとなりました。 |
|
駅名をクリックすると詳細へジャンプします。 |
▲鉄道雑学研究所北広島支所トップへ ▲路線INDEXへ |