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十和田観光電鉄 |
東北本線の三沢から十和田湖の東の玄関口である十和田市までを結んでいた路線です。 東北本線の駅前にあるレトロな駅を出発した列車は古牧温泉の西を進み、大曲を過ぎると方向を変えて、新渡戸稲造の祖父新渡戸傳により農地開発された三本木原台地を西に進み、終点の十和田市に到着します。 沿線人口は少なく、もとより利用の多くなかった当線ですが、長野電鉄同様、東北新幹線全線開業による在来線特急の廃止が利用減に追い討ちをかけ、更には東北大震災により鉄道事業の赤字を補填していた関連事業の収入が減少するに至り、90年の歴史に幕を閉じる運びとなりました。 鉄ヲタとして廃線の悲しみも去ることながら、何ともいい雰囲気を醸し出していた三沢駅のそば屋がなくなってしまうのが、個人的には残念でなりません。 |
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