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上田電鉄 |
長野県東信地方の中心都市上田からから、信州の鎌倉と呼ばれる別所温泉を結ぶローカル私鉄です。 前身の上田交通は、最盛期には周辺で4路線48.0kmの路線網を有していましたが、モータリゼーションの進展により相次いで廃止となり、現在残った別所線のみとなり、2005年には鉄道事業のみが上田電鉄として分社化されました。全線にわたってのどかな田園風景の上田平を走る当路線ですが、駅間は1キロ未満とこまめに駅が設置され、地元の貴重な足となっています。 地方の中小私鉄としては珍しく車両の近代化には積極的で、2008年には親会社の東急の旧1000系が導入されるなど、国鉄臭の蔓延する広島人としては若干の嫉妬心を禁じ得ません。地方中小私鉄の常として経営は苦しく、沿線自治体の支援によりなんとか運行を続けている当線ですが、何度と無く沸き上がった廃止論に打ち勝ってきた粘り腰で、今後も末永く走り続けることを願っています。 |
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