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トップ画倉庫(その12)

【予讃線下灘駅】(2007.08.01〜2007.08.31)
夕日の美しい路線というと、真っ先に思い浮かぶのは「トワイライトエクスプレス」の北陸本線や、少し古いですが「ノルタルジックビュートレイン」の五能線など日本海側の路線ですが、予讃線の旧線も知る人ぞ知る夕日の名所です。
かつての南予への幹線も、険しい地形のため高速化が困難で、内子経由の新線が開通した1986年に普通列車のみのローカル線に転落してしまいました。ここ下灘駅も交換設備が撤去され、無人化されましたが、高台からの伊予灘の穏やかな眺めは変わることなく、青春18きっぷのポスターにも3回登場するほどの有名撮影地で、毎年9月の第一土曜日に当駅で行われる「夕焼けプラットホームコンサート」は多くの観客で賑わいます。
夕日も良いですが、天気の良い日の昼間にベンチに寝転がって穏やかな海を眺めていたい、と思うのは毎日昼間に室内でキーボードを打ち続ける悲しい宮仕えの性...でしょうか。
【仙台空港鉄道杜せきのした駅】(2007.09.01〜2007.09.30)
見渡す限りの平原に昇る朝日...外国ならばともかく、日本では北海道以外ではお目にかかれそうにない光景ですが、意外にも100万都市のすぐ近郊で見ることができます。
2007年3月に開業した仙台空港鉄道は、仙台空港へのアクセスを主目的としていますが、ドル箱の東京定期便が運行しない空港客のみでは心許ないというわけで、沿線の宅地開発もセットで乗客の確保を目論んでいます。
当駅前にも東北最大規模のショッピングセンターが開業するなど、徐々に環境整備は進んでいますが、現状では見渡す限りの未開発地が広がっており、果たして目論み通りに開発が進むのか余談は許さないところです。
ともあれ、5年、10年先にこのような光景は望むべくもなく、それが開業日の光景ということであれば貴重な資料として後生に語り継がれる...わけはないですね。

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