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トップ画倉庫(その19)

【指宿枕崎線東開聞駅】(2008.10.01〜2008.10.31)
日本を代表する山と言えば富士山ですが、国内各地にはその山容が似ていることから富士の名を冠した、いわゆる郷土富士と呼ばれる山々が存在します。
薩摩富士と呼ばれる鹿児島県の開聞岳もその一つで、標高は924mながらほぼ海面から突き出す美しい円錐形の独立峰は日本百名山にも数えられ、一年中多くの登山客で賑わっています。
麓を走る指宿枕崎線も山川以西はぐっと運行本数が減り、駅の設備も非常に貧弱になりますが、それだけに一層、開聞岳の大きさが感じられます。
【小海線青沼駅】(2008.11.01〜2008.11.30)
世界有数の火山として知られる浅間山。東信地方を代表する山で、その愛称はかつての信越本線特急から、新幹線へと引き継がれています。「あさま」とは「あそ」と同様に火山を表す古語であり、まさに「火山の中の火山」と言うべき存在です。
新幹線やしなの鉄道の沿線からも目立つ山容ですが、個人的にはこの小さな無人駅からの眺めがベストビューです。常日頃の行いからか雲一つない秋晴れの一日...とはいきませんでしたが、山頂付近に雪をかぶった浅間山を真っ直ぐに見渡す眺めはすばらしいものでした。
ちなみに、1967年生まれの私にとって浅間山といえば「あさま山荘事件」なのですが、もうあれから36年が過ぎてしまったのですね。時が経つのは早いものです。

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