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トップ画倉庫(その21)

【嵯峨野観光鉄道トロッコ保津峡駅】(2009.02.01〜2009.02.28)
東京湾から100km離れても平野が広がる関東地方とは異なり、近畿地方は都心から比較的近くに渓谷風景を楽しむことができます。鉄道沿線では福知山線武田尾付近と山陰本線保津峡付近がよく知られていました。残念ながら共に輸送力増強により新線に切り替えられ、通勤列車からの風景は過去のものとなりましたが、後者は嵯峨野観光鉄道として新装開店し、今に至っています。
シーズンには多くの観光客で賑わうトロッコ列車ですが、さすがに年末の寒空の下では利用客もまばらで、観光写真撮影のスタッフも手持ちぶさたの様子でした。トロッコ保津峡駅で乗客を迎えるタヌキ達も心なしか震えているように見えたのは気のせいでしょうか。
【久大本線豊後森駅】(2009.03.01〜2009.03.31)
「日本のアンデルセン」とも呼ばれた児童文学者、久留島武彦の出身地玖珠町。氏の童話行脚50周年を記念して1950年に5月5日に日本童話祭が開催されました。以来、玖珠町は童話の里として町おこしを進め、この5月には第60回の日本童話祭に合わせて「道の駅 童話の里くす」もオープンします。
モータリゼーションにより、童話祭への臨時列車が運行された賑わいはありませんが、駅構内には童話の里をアピールするオブジェや装飾が施され、駅前には建つ桃太郎の像も、脇に小さな鬼を従えるあたり芸の細かさを感じます。
私の誕生日と同日開催でもあり、以前から気になっている豊後森機関庫も併せて、そのうち訪問してみたいと計画していますが、いったいいつのことになるのやら...。

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