▲鉄道雑学研究所北広島支所トップ   ▲トップ画一覧
トップ画倉庫(その22)

【東海道本線美濃赤坂駅】(2009.04.01〜2009.04.30)
私が小学生だった30年前、往時に比べると大幅に衰退したとは言え、国鉄駅の広い構内には多数の貨車がたむろしており、貨物の入換処理で長時間にわたって閉鎖された駅横の踏切を30分に一本の旅客列車が悠然と通過していくのを何度と無く恨めしそうに眺めたものでした。
時は流れ、現在では構内の入換作業を見ることはほとんどなくなり、駅構内の貨物用地の多くは、ほとんどが駐車場や商業施設、集合住宅へとその姿を変えてしまいましたが、ここ美濃赤坂駅ではかつての鉄道駅の雰囲気が色濃く残っています。
さすがに現在は使用されていませんが、堂々とした上屋を持つ貨物ホームは貫禄十分で、訪問日は満開の桜がそんな風景に彩りを添えていました。これで旅客列車が旧型電車ならば...というのはさすがに過ぎたる贅沢でしょうか。
残念ながら、遠くない将来にこの風景も過去帳入りしてしまうのでしょうが、いつまでも心に焼き付けておきたい...そんな春の一日でした。
【山陽本線広島駅】(2009.05.01〜2009.05.31)
数年前から、毎年ゴールデンウィークの帰省時には両親と野球観戦するのが習慣となっています。特に今年は新装なった新市民球場ということで、個人的にチケット購入以来観戦を指折り数えて待ち望んでおりました。
新球場は、旧球場の特長であったフィールドの近さを損なうことなく、アコモデーションが飛躍的に改善されており、3時間の試合時間があっという間に過ぎてしまいました。広島市民であれば、毎日とは言わないまでも、月に数回は通ってしまいそうです。
目新しさもあって、連日満員御礼の球場ですが、最寄り駅となった広島駅も相当気合いが入っており、土産物店でもこの通り歓迎ムード一色です。試合開催日の食品売り場の混雑も広島そごう地下から駅ビル地下へと移動しており、関係者はさぞホクホクのことでしょう。サッカーより点が入らない打撃不振により成績は下降気味ですが、なんとか立て直して今年こそ7回目のリーグ優勝を...毎年こればかりですね(笑)。

その21へ← →その23へ