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トップ画倉庫(その28) | ||
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【磐越西線磐梯町駅】(2010.03.01〜2010.03.31) |
こんなサイトの管理人である私が言うのも変な話ですが、世間では木造駅舎ブームということで、肥薩線の嘉例川などを筆頭として古い木造駅舎を訪問する奇特な方が大勢おられるようです。 ローカル線の廃止は一段落したものの、近年の無人化やバリアフリーによりこれら木造駅舎は急速に姿を消しつつありますが、その一方で、ホーム上の木造待合室や木造の上屋も老朽化によりひっそりとその数を減らしています。10年後に写真の風景への再会は叶うのでしょうか。 ホームの洗面所や駅弁の立売りなど、私が小学生の頃には当たり前に見られたこれらの光景が大変貴重なものとなった現実を見るにつけ、「昭和は遠くなりにけり」を強く実感します。世紀のプロジェクトと言われた「青函トンネル」「瀬戸大橋」開業からもうすぐ25年。当時、将来への希望に胸を膨らませていた大学生も、今では老眼を気にするお年頃になりましたとさ。 |
【関西本線笠置駅】(2010.04.01〜2010.04.30) |
日本人にとって最も身近な花と言えば、誰もがその名を挙げる桜。 春のシーズンには、満開の花を求める多くの人々で日本各地の桜の名所は賑わいますが、京都府南部の笠置町もそんな名所の一つとして古来より知られ、3000本もの桜が笠置山を取り囲むように群生しています。 桜の持つの儚さと潔さは日本人の精神の象徴として古来より多くの歌や文学に取り上げられ、幾多の出会いと別れを演出してきました。後醍醐天皇による鎌倉幕府倒幕運動(元弘の乱)の舞台として知られる当地の桜も、有史以来幾多の人間模様を眺めてきたことでしょうが、そんなそぶりは全く見せず、いつもと変わらず精一杯の花を咲かせています。 |