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トップ画倉庫(その32)

【函館本線旭川駅】(2010.11.30〜2010.12.03)
北海道第2の都市の玄関口旭川駅で20世紀末から続いていた高架化工事がようやく完成し、このほどリニューアルオープンの運びとなりました。木の町旭川らしく随所にふんだんに木が使用された内装は、高架駅にありがちな冷たさとは無縁な厳冬期にも暖かみの感じられる優しいデザインで、地元住民にも旅行者にも末永く愛されることでしょう。
思えば当駅がトップを飾った2007年当時、当サイトは道内を制覇し南国九州に勢力を伸ばしたばかりで、本州にはぽっかり大きな穴が開いていたものです。全国制覇など夢のまた夢...だったはずですが、気がつけばJR駅は残り20ほどになり、関東大手私鉄制覇も視野に入ってきました。もはやサイト名が全く内容とかけ離れてしまった感がありありですが、今後は原点である道内駅のリニューアルにも注力していきたいと考えています。
蛇足となりましたが、新駅舎全面開業まではまだ少し間があり、旧駅舎前に立つニポポ像も無事新年を迎えることができたようです。果たして来年はどうなりますことやら...。
【東北新幹線新青森駅】(2010.12.04〜2010.12.31)
2010年12月4日。ついに東北新幹線全線開業日がやってきました。私自身、こういったイベントとは縁遠く、開業に立ち会うのは仙台空港線以来2回目でしたが、1982年の大宮〜盛岡間開業から28年、沿線住民にとっては待ちに待ったという表現がぴったりであるだけに歓迎ムードも熱烈で、多数の見学客でごった返す初冬の新青森駅には、3年前とは明らかに異質の熱気が漂っていました。
この先、5年後に函館までの開業は決定していますが、厳しい国家財政に加えて並行在来線問題や青函トンネル内の貨物列車運行など未解決の問題も山積しており、札幌までの開業は五里霧中の状態です。贔屓目も多分にありますが、素人目には超優良事業に思われるこの案件、果たして鉄ヲタ中年オヤジの存命中に陽の目を見ることがあるのか、少々不安を覚え始めている今日この頃です。

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