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トップ画倉庫(その47)

【名古屋鉄道中部国際空港駅】(2013.05.01〜2013.05.31)
5月5日は国民の祝日「こどもの日」。奇しくも私の誕生日でもありますが、子供の頃に感じたお得感も年を重ねるごとに薄れていき、今では重荷にすら感じる今日この頃。それだけ順調に年をとっていることなのでしょうが。
そんな自分が「こどもの日」で真っ先に思い浮かべるのは「こいのぼり」...というわけで、雛人形に比べる今ひとつ存在感の薄い五月人形ですが、その理由の一つは人形と言いながら人物の登場しない兜飾り、鎧飾りというあたりにあるのかもしれません。
もっとも、子供時分の記憶をたどってみても、ケース飾りの雛人形ははっきりと覚えていますが、五月人形の残像は皆無...というわけで、狭い社宅暮らしという理由があったにせよ、残念ながらこの勝負、我が家の力関係と同様に男性軍の完敗ということで決着したようです。
【富山地方鉄道千垣駅〜有峰口駅】(2013.06.01〜2013.06.30)
生まれてこのかた高所恐怖症の私にとって遊園地の絶叫マシンは大の苦手の一つです。自らの体を支えることはかなわず、ただ成すがままに上下左右に翻弄されるその間、恐怖で体は硬直し、無事地上に帰還するも目尻に薄らと涙の跡が残っていたりします。だからと言って乗り物酔いをするわけではなく、飛行機は何とも思わないのですから、精神的なものではなく、直接外気に触れ、重力を感じるという感覚がその元凶なのだと勝手に納得していますが、その分析からすると鉄橋上での停車サービスなどと言うものは受け入れがたい恐怖であり、宮脇俊三さんの著作にある高千穂線の件は読んだだけでお尻のムズムズ感が止まらなくなるほどです。
私自身理系人間の端くれ、鉄道車両は重心が低く物理学的にも転落はしない...と理屈ではわかっていても、餘部鉄橋の惨劇などを目の当たりにすると感情の方が勝ってしまい、こうして見ているだけでもあふれ出る胸のざわめきを押さえることができません。

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