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トップ画倉庫(その49)

【名古屋鉄道大同町駅】(2013.09.01〜2013.09.30)
満員電車に揺られる通勤時間で一服の清涼剤とも言える中吊り広告。芸能人のスキャンダルを報じる週刊誌のセンセーショナルな宣伝文句に、つい目が釘付けとなることも少なくありません。
押しくらまんじゅうで新聞どころか文庫本さえ読むこともままならない車内においては、数少ない文化への扉となるだけにその効果たるや絶大で、東京メトロ銀座線などでは、平日2日間の広告で100万円超の費用が必要ということですが、びっしりと埋まった広告枠を見るに、不景気とはどこの国の話なのだろうと考えさせられます。
前述の通り、公告枠の基本契約は2日または3日となるため、頻繁に入れ替え作業が行われています。その多くはデータイムの折り返し時間を活用していますが、それだけでは不足するようで、営業中車内での交換風景も見られます。
揺れる車内で脚立を使って器用に交換する見事な手さばきには、ただただ感嘆するばかりですが、車両のIT化が進む近年、車内モニタの公告に取って変わられる日が来るのもそう遠くはないかもしれません。
【城東貨物線淀川橋梁駅】(2013.10.01〜2013.10.31)
2008年8月の当サイトトップを飾った赤川鉄橋。日本唯一となる人道橋併設の鉄道橋が、2013年10月13日に惜しまれつつその80年の歴史に幕を閉じました。昼間は行き交う人も疎らな人道橋ですが、最終日が近づくに連れ、別れを惜しむ人々が殺到し、行楽シーズンの渡月橋を思わせる大混雑ぶりだったようです。私が訪問した1月の3連休にも写真の親子連れをはじめ、それらしい人々の姿がポツポツと見られました。
公共事業の選択と集中が進む現在、おおさか東線の全線開通は大阪府東部や奈良県などからの新幹線アクセス向上など、素人目に見ても便益の大きい優良事業ですが、古き良き時代の鉄道風景の消滅には一抹の寂しさを禁じ得ません。
なお、人道橋廃止後に架設予定だった代替橋ですが、大阪市の財政難などにより中止され、約1km上流の菅原城北大橋への迂回を強いられることとなり、利用者にとっては少々釈然としないところでしょう。

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