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トップ画倉庫(その58)

【紀勢本線海南駅】(2015.03.01〜2015.03.31)
電車から降り立ち、改札口を抜けると、そこにはずらりと並んだ千体の雛人形。2011年に始まった「紀州海南ひなめぐり」も今年で第五回目を迎えました。2月から3月にかけての期間中、メイン会場の一つである海南駅をはじめ、市内至るところで多数の雛人形が飾られています。
「紀州雛」は、5世紀、仁徳天皇が紀州において神功皇后のお姿として作らせたものが起源とされ、江戸時代には紀州公が漆器のまちである黒江の中言神社に参拝された折にも献上されたという、由緒正しい民芸品です。
この雛人形の美しさや古き良き伝統を継承しながら、職人と若いデザイナーの手によって蘇ったのが、現代の「紀州雛」で、特産品の家庭用品(スポンジ)で製作した大きなお雛さまアートの展示も見られます。
狭い社宅住まいだった小学生時代、テレビの上に飾っていたガラスケース入りの雛人形が妙に懐かしく思い出されました。まだ実家の押入れに残っているんでしょうか。
【北陸新幹線富山駅】(2015.04.01〜2015.04.30)
東海道新幹線から50年。ようやく北陸の地に新幹線が開業しました。特需に沸く地元観光業界とは対照的に、利用客の逸走に苦しむ航空各社、慢性的な窓口混雑対策に大わらわのJR西日本など、悲喜交々のドラマが展開されていますが、北海道新幹線が開業する1年後には沈静化しているのでしょうか。
個人的には東北新幹線新青森以来の開業当日取材となった今回ですが、駅舎の新築や営業主体の変更、市電のルート変更などの興味から富山に前泊しましたが、当日始発の賑わいがそれほどでもなく、ちょっと拍子抜けしたものでした。何かと金沢に比べられることの多い当地ですが、個人的には街並みの魅力はともかく、路面電車が走り、堅実な気風の富山の方が肌に合うようで、千人集まったという金沢に対して、無関心とも言える富山の自然体が、好ましく感じられました。今後も在来線の高架化やライトレールと地鉄市内線の乗り入れなど鉄ヲタ的にはイベント目白押しの当駅だけに、折に触れて訪問することになりそうです。
後日談ですが、開業翌日に富山駅を再訪問したところ、入場券の購入列は30分待ち、ショッピングモールは押すな押すなの大盛況...というわけで、単に鉄ヲタに不人気だっただけのようです。いやはや、恐るべし新幹線の破壊力。

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