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トップ画倉庫(その64)

【函館本線札幌駅】(2016.03.01〜2016.03.31)
青函トンネル開通と同時に誕生した最後の夜行寝台客車列車「はまなす」。28年の歴史に終止符を告げるその日がついにやってきました。
思い起こせば、北海道民となる以前からお世話になったこの列車、簡易リクライニングシートの自由席に始まり、ドリームカー、カーペットカー、B寝台車と全種別合わせて200回くらい利用しています。最近は専らフルムーンパス利用のB寝台上段利用ですが、疲れた体で簡易リクライニングシートに腰かけて聞く札幌到着の放送に、はるばる北の大地にやってきた喜びを感じた若き日が思い起こされますが、紅顔の少年も今やアラフィフのおっさんとなり、製造40年を経た14系客車にも外板の傷みなどは隠し切れず、今がちょうど潮時なのかもしれません。
現実問題として、新幹線開業まで本州への鉄道移動は往復で有効時間が約7時間減ることになり、鉄道旅行の頻度は激減することでしょう。向こう15年間、果たして研究所の運営を継続できるのか...どうやら支所長としての力量が問われる正念場を迎えているようです。
【北海道新幹線木古内駅】(2016.04.01〜2016.04.30)
全国新幹線鉄道整備法の制定から間もなく半世紀。道民にとって待望久しい北海道新幹線が無事部分開業を迎えました。首都圏からの距離が遠く、大需要地である札幌には乗換が必要ということで、昨年の北陸新幹線に比べると今一つ盛り上がりに欠ける感は否めませんでしたが、新規開業の3駅には新幹線をひと目見ようという大勢の見物客でごった返し、入場券発売所には長蛇の列が形成されました。
並行在来線の経営分離や、青函トンネル内の速度制限など、問題は山積していますが、拠点間を直結する航空機とは異なり、中間からの需要も拾えるのが鉄道の長所。開業フィーバー一段落後の乗車率を揶揄する向きもありますが、真の評価は全線開業後に確定するものです。近年は重大インシデントが相次ぎ、経営危機の窮地に立つJR北海道ですが、京阪鴨東線開業後の叡山電鉄よろしく一発逆転ホームランをかっ飛ばすべく日を夢見て、これから約15年ひたすら耐え忍ぶ日々が続きます。

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