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トップ画倉庫(その63)

【札幌市交通局西4丁目停留場】(2016.01.01〜2016.01.31)
今年もやってきた1月20日。当サイトもめでたく10回目の誕生日を迎えることとなりました。写真は素人以下、文章も褒められたものではなく、始まった頃にはここまで続くとは想像だにしませんでしたが、下手の横好きとは良く言ったもので、国内のほぼ全駅をカバーし、JR線は2巡目も8割方終了しようとは...嫁ばかりではなく自分自身も呆れることしきりです。最近よく聞く缶チューハイCMの「先輩は凄いですよね、向いてますもん、地味な仕事」という皮肉っぽい褒め言葉は、自分のことを言われているようで、くすぐったいような、むず痒いような複雑な気分です。
さて、本年2016年は何といっても地元北海道新幹線開業を外すことはできませんが、光あれば影というわけで、最後のブルートレイン「はまなす」がついに廃止となります。移住以来100泊以上利用したこの列車、仕事が終わって上りで出発し、下りで帰宅してそのまま仕事という弾丸ツアーばかりでしたが、そろそろ年を考えろという無言の忠告なのかもしれません。
嫁さん孝行という意味からも苦行の比重も減少し、量から質への転換期を迎えていますが、今年も月2回の更新ペースは維持していきたいと思いますので、姉妹サイトともども当研究所をよろしくお願いいたします。
【阪堺電気軌道住吉停留場】(2016.02.01〜2016.02.29)
新設路線あれば廃止路線ありというわけではないのでしょうが、2015年末の札幌市電延伸ループ化の余韻も冷めやらぬこの1月末をもって、とある路面電車の一部区間が100年の歴史にその幕を下ろし、 本稿その60でもご紹介した平面交差もまた一つ過去帳入りとなりました。
昭和30年代の最盛期には1日約200本が発着し、ラッシュ時には1分間隔という高頻度運転を誇った同区間ですが、運行系統の整理などにより末期には朝ラッシュ時数本のみの運行にまで削減され、更にはポイント、軌道の改修に数億円を要することから廃止の憂き目をみることとなりました。
廃止区間はわずか200mしかなく、徒歩1分に停留所が隣接するため、乗車チャンスという意味では大きな影響はありませんが、代替停留場には待合所はおろか上屋すらなく、それでなくても少ない乗客が更に逸走しないことを願うのみです。

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