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トップ画倉庫(その70)

【根室本線島ノ下駅】(2017.03.01〜2017.03.31)
2017年3月4日。年に一度のJRグループダイヤ改正が実施されました。新規路線開業と言えば、我が故郷広島の可部線末端部分くらいということで、新幹線の開業に沸いた一昨年、昨年に比べてアピールに欠ける感は否めないところです。特に我が地元北海道では、特急の運行系統変更や、駅の廃止など、新幹線開業から一転、後ろ向きの施策が全面に押し出され、行く末に不安だけが残る改正となりました。
地元民かつファン目線からしても、対象10駅の廃止はいたしかたないところではありますが、本体であるJR北海道の経営状況からすると、今後更なる廃駅、廃線ラッシュが待ち構えているのは疑いのないところです。噂の囁かれる各駅にはいわゆる「葬式鉄」が増えそうですが、昨年廃止となった白滝シリーズ3駅や、留萌本線末端区間の各駅に比べると当駅の訪問客は疎らで、廃止1か月をきった週末というのに下車客は私一人。閉店記念セールも乱発気味とあっては集客効果は少ないようで、今後は人知れずひっそりと消えていく駅も増えていくのでしょうね。
【小湊鐡道飯給駅】(2017.04.01〜2017.04.30)
東京都心から100km圏にありながら、古き良き時代の鉄道風景が残る小湊鐡道。鉄道会社を名乗りながら、その実は房総半島中部を営業エリアとするバス会社で、鉄道事業収入はバス事業の1割強に甘んじていますが、強烈な経営哲学から、世間にあまねくその存在を知られています。
その経営哲学たるや、まさに近代化に背を向けるというもので、古い駅舎や車両の大切に使うにとどまらず、世間一般のローカル鉄道では当たり前となったワンマン運転はもちろんのこと、業務のIT化にも背を向け、券売機の導入もつい最近、社屋へのエアコン導入も平成に入ってからという徹底ぶりで、厳しい環境の中で黒字を続けるその手腕には恐れ入るばかりです。
少子化、過疎化などで経営環境は今後ますます厳しさ増していくことでしょうが、本年5月には開業100周年を迎える同社のこと、一方でいい具合に枯れた木造駅舎に、昔ながらの出改札窓口、国鉄テイストを感じさせる塗装の車両など、鉄ヲタ心をくすぐるアイテムを駆使しつつの堅実路線で、今後も安定経営を続けていくことでしょう。

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