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トップ画倉庫(その81)

【弥彦線燕三条駅】(2019.01.01〜2019.01.01)
2019年1月20日。当サイトの13回目の誕生日がやってきました。当サイトに訪問いただいた皆様に感謝するとともに、地道な裏方作業が性に合うとは言え、13年間よくも続けてこられたものだと、自分自身驚いています。
とは言え、国鉄分割民営化直後の熱気はどこへやら、昨今の鉄道界では、とかく合理化が進展するばかりで、当サイトのような駅旅サイトは強烈な逆風に晒されています。大都市近郊でも営業体制の縮小や無人化が拡大し、地方では老朽木造駅舎のコンパクト化が進展、更には度重なる自然災害による路線の休廃止が相次ぐ状況に、研究意欲の減退は否めません。
しかしながら、下を向いてばかりはいられません。ゆいレールの延伸開業は今夏に迫り、宇都宮のLRTも3年後の開業に向けて準備が進んでいます。すったもんだあった北海道新幹線のホーム位置も決定し、これから工事も急ピッチで進んでいくことでしょう。開業まであと10年余り、それまでは歯を食いしばって定期更新を続けていきたいと思いますので、姉妹サイトともども当研究所をよろしくお願いいたします。
【日豊本線大分駅】(2019.02.01〜2019.02.28)
私が小学校低学年の頃、街へのお出かけと言えば年に数回の大イベントだったものです。よそ行きの服を着てバスで出かけ、両親や祖母の買い物が終わると、デパート上階のファミリー食堂でホットケーキとクリームソーダを食べて、屋上遊園地に行く...これが黄金パターンでした。屋外の遊園地にに比べると、乗り物も遊具もつつましやかな屋上遊園地ですが、週末ともなると多くの家族連れで賑わい、時折行われる戦隊ヒーローのショーには歓声があがったものでした。
あれから約半世紀。ロードサイド型店舗の発達にと引き換えに中心市街地の衰退が進み、デパート屋上遊園地は絶滅危惧種に指定されましたが、人口減少社会を迎え、居住人口の都心回帰にひきずられるように商業施設の都心回帰も進んでいます。
こうして新築された駅ビル屋上の遊園地は、子供だけではなく、大人も楽しめるような仕掛けが満載され、列車利用客の取り込みに一役買っているはずですが、肝心の列車本数が削減されるなど、今ひとつチグハグ感は否めません。

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