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トップ画倉庫(その94)

【日高本線厚賀駅〜大狩部駅】(2021.03.01〜2021.03.31)
我が地元のJR北海道から、また一つ鉄路が消滅しました。2015年の高波被害以来、鉄路の復活を信じて6年間余り代行バスの運行を続けていた、日高本線の鵡川〜様似間116.0kmが、2021年3月末をもって廃止となりました。
昨年の札沼線一部区間廃止ほどのドタバタ劇はなかったものの、新型コロナウィルス感染症の流行から目立ったイベントも開催されることなく、何より実質的には6年前に突然死したのも同然ということで、寂しいお別れとなりました。
経営難がJR北海道では、一昨年の石勝線夕張支線から、3年連続で路線廃止が続いています。国内客の利用は2021年の秋以降回復基調ですが、インバウンド需要の回復には全く見通しがたたず、更なる合理化や路線廃止が避けられそうにありません。残った鵡川以西の区間も利用客減少が続いており、先行きが案じられます。
【東海道本線蒲田駅】(2021.04.01〜2021.04.30)
春は別れと出会いの季節。卒業、入学、就職、転勤、そしてそれらに伴う民族大移動が繰り広げられます。様々な人々が行きかう駅は、さながら人生の交差点。駅員さん達は、それらの人々の人生を毎日温かい目で見守っています。
思い起こせば、慣れない制服を身にまとい、電車通学を始めたのはもう40年前。小さな体にぶかぶかの制服をまとい、大きな荷物を抱えた私はかなり危なっかしく見えたことでしょう。当時は気づく由もありませんが、周囲の人々の気遣いに支えられていたのでしょう。
当時の可部線は木製の床にスタンションポール付きの旧型国電が現役で、口の悪い友人には「屋根が落ちないようにつっかい棒が付いている」とか言われたものでした。列車の後から線路を走って追いかけたり、客室のドアが閉まった後に車掌室から乗せてもらったりしたことが懐かしく思い出されます。時代は移り、自動化が進みましたが、利用者への温かい心配りはいつまでも続いて欲しいものです。

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