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トップ画倉庫(その96)

【新千歳空港ターミナルビル】(2021.07.01〜2021.07.31)
北海道の空の玄関口、新千歳空港。日本で初めて24時間運用を開始し、国内で5位の旅客数を誇る交通の要衝であるだけでなく、充実した食事処に土産物店、映画館やアミューズメント施設、更には温泉までが併設されており、旅行客だけではなく、地元民の利用も少なくありません。食事処の一角は「市電通り食堂街」と称し、札幌市電のレプリカが展示され、石畳風の通路や提灯など、レトロな昭和の街並みが再現されています。
新型コロナウィルス感染により、閑古鳥が鳴いていた空港も、2021年末になってようやく賑わいを取り戻しつつあるようです。前述の食事処はさておき、甘党の私にとって外せないのはお菓子屋さん。六花亭や柳月、ROYCEも良いですが、一番のお気に入りは北菓楼のシュークリーム「夢風船」。年に3回の青春18きっぷシーズンには、この空港限定品を目指して空港まで往復することもしばしばです。皆さんも北海道にお越しの際は是非どうぞ。
【土讃線安和駅】(2021.08.01〜2021.08.31)
分割民営化により誕生した旅客六社で規模最小のJR四国。人も金も設備もない、ないないづくしの同社ですが、ここへきて観光列車の世界でぐっと存在感を高めています。
厳しい財務状況から有名デザイナーへの依頼はできませんが、自社社員が担当した車両デザインは従来にない斬新なもので、2014年の「伊予灘ものがたり」をスタートに、「四国まんなか千年ものがたり」、「志国土佐 時代の夜明けのものがたり」と四国全県にそのネットワークを広げています。車内では地元産の食材を使用した食事の他、ドリンク、スイーツなどの品揃えも豊富で、乗務員や地元の方々のおもてなしも好感度大です。
この手の観光列車はJR九州の独壇場でしたが、株式上場により退潮傾向にあるようなのが残念です。特急つばめにビュッフェが併結されていた良き時代は遠くなったものです。

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