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万葉線 |
呉西地方の中心都市高岡市の高岡駅前から、射水市の越ノ潟を結ぶ第三セクター路線です。元来は富山地方鉄道射水線と直通し、富山〜高岡間の都市間輸送も担っていましたが、富山新港建設に伴う路線分断により射水線の一部を併合し、現在の形態に落ち着いています。 地方鉄道の例に漏れず、利用減と国の補助打ち切りなどの経営環境悪化に伴い、路線廃止の危機に見舞われた当線ですが、行政を巻き込んだ地域住民の存続運動が功を奏し、2001年に新生万葉線として再出発を果たしています。 以来10年、紆余曲折はあったものの、設備の更新と利便性の向上もあって着実に利用は増加しており、鉄道事業として十分に合格ラインをクリアする健闘をみせています。とは言え、今後も経営環境の劇的な好転は見込まれず、地域住民の利用のみならず、北陸新幹線開業に合わせた観光利用の取込など更なる利用増への取組が求められるところです。 |
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