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あいの風とやま鉄道 |
北陸新幹線金沢開業によりJR西日本より経営分離された北陸本線の富山県部分を運営する第三セクター鉄道です。 転換前の北陸本線は、北前船からの流れを汲む物流の大動脈かつ、JR在来線でも有数の特急街道として知られる過密路線で、民営化後しばらくも古き良き時代の鉄道風景が残っていました。趣味の切符収集でよく通った20代が懐かしく思い出されます。 新世紀を前に退避設備の集約や、運転扱いのCTC化など合理化が行われ、最近では駅舎の橋上化が進展するなど、オールドファンとしては少々残念ですが、地元の皆様にとって特急列車の空いたスジを生かした増便、スピードアップに加えて、新駅の開業などサービス向上を勝ち取るチャンスでもあります。勤勉な実利主義者として知られる県民性に加えて、地味に民営鉄道会社王国である越中だけに、第三セクター鉄道の模範生としての活躍が期待されます。 |
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