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樽見鉄道 |
奥の細道結びの地である大垣から、根尾谷断層で知られる旧根尾村の中心樽見を結ぶ第三セクター鉄道です。 旧国鉄樽見線を継承した路線で、転換後の増発等による好調な営業成績を受けて国鉄末期に凍結となった神海〜樽見の工事が再開となり、1989年に長年の悲願であった樽見までの延長開業が実現されました。 しかしながら、道路事情の改善と少子高齢化の進展により、20世紀末をピークに輸送量は大きく減少しています。薄墨桜の見物客で賑わう春のシーズン以外は利用も少なく、沿線一の都市である大垣と高校の学区が異なることもあって今後の通学需要の増加も望めず、安定収入をもたらした貨物輸送が廃止された現在、その動向が注目されています。 |
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