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| 徳島線 |
| 土讃線の佃から吉野川に沿って、高徳線の佐古まで徳島県を横断するローカル線です。 佃を出た列車は吉野川中流の谷筋に沿って進みます。沿線は数キロ毎に合併前の町の中心駅が位置し、それなりに利用客が見られます。路線の中間点に位置する穴吹からは列車本数も倍増し、駅間距離も短くなり、徳島都市圏と入っていきます。吉野川も下流域に入り、次第に川幅が広がり、長大橋が南北を結びますが、時折見られる潜水橋にかつての風情が残っています。吉野川市の鴨島からは完全に徳島都市圏に入り、多くの乗客を乗せた列車は高架の佐古に滑り込みます。佐古は戸籍上の終点ですが、列車はそのまま徳島へと直通します。 かつては、高知方面から小松島港への直通列車が運転され、関西短絡の役割も持っていましたが、明石海峡大橋の開通による小松島航路の相次ぐ廃止により、その役割は終焉を迎えています。 |
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