▲鉄道雑学研究所北広島支所トップへ ▲路線INDEXへ |
土讃線 |
予讃線の多度津から、四国山地を越えて高知県の窪川までを結ぶ幹線です。多度津を出た列車は琴平までの電化区間は讃岐平野を進み、讃岐山脈を猪鼻トンネルでくぐり抜けると、吉野川に沿って進みます。沿線は大歩危小歩危などの渓谷美を堪能できる反面、大雨による出水、土砂崩れによる不通が茶飯事であり、「土惨線」とも呼ばれる所以となっています。四国の鉄道最高所とはいうものの347.4mと意外に低い繁藤からは急勾配を下り、高知平野へと入ります。高知を過ぎると内陸進んだ後、天然の良港須崎よりしばらく太平洋沿いに進み、土佐久礼から急勾配を上った列車は、トンネルを抜けた影野から最終区間の台地を進み、窪川へと滑り込みます。 本州、高松と高知を結ぶ重要路線であり特急列車も頻発していますが、高知自動車道の延伸により運賃の安いバスへの移転が進んでおり、予讃線と異なり沿線人口が少ないために厳しい状況が続いています。 |
|
駅名をクリックすると詳細へジャンプします。 |
▲鉄道雑学研究所北広島支所トップへ ▲路線INDEXへ |