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津軽線 |
青森県の県都青森から北の果て竜飛岬への玄関口、三厩までを結ぶ路線です。国鉄時代は津軽半島東側の町村を結ぶ典型的なローカル線でしたが、1988年の青函トンネルと同時に、南半分の区間の電化を含む大改良が行われ、本州と北海道を結ぶ貨物列車と快速列車の頻発する大動脈に変貌しました。快速列車は電車特急に置き換わり、その後北海道新幹線開業により廃止されましたが、貨物列車は現在も1日50本走行し、単線のままで列車ダイヤは窮屈そうです。 未改良の北半分は荒涼とした山中をのんびりと進み、北海道新幹線との連絡駅、津軽二股付近から次第に人家が増え、更に進むと津軽海峡が見えてきて終点の三厩に到着します。 旅客輸送密度からすると純然たるローカル線の当線ですが、新青森以北の北海道新幹線がJR北海道の運営となったため、いわゆる並行在来線との扱いを外れています。その強運ぶりは、津軽海峡を挟んで同様の立地ながら第三セクター化を余儀なくされた江差線からすると何とも恨めしい限りでしょう。 |
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