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北海道新幹線 |
東北新幹線終点の新青森から、津軽海峡を越えてひたすら北へと進み、道都札幌までを結ぶ路線です。敗戦の痛みを引きずる1946年に青函トンネルの地質調査が始まって以来70年。洞爺丸台風という追い風もありましたが、国鉄の経営悪化に加え、て分割民営化後の政権交代による新規着工凍結などの強いアゲンストの風に耐えて、2016年春に新函館北斗以南の区間が部分開業となりました。 相次ぐ輸送障害への対応で青色吐息のJR北海道にとっては、待望と言える新路線ですが、部分開業ではその集客効果も限定的にとどまるため、青函トンネルの維持費用などで当面は赤字収支を予想しており、15年後に予定されている札幌開業時まではひたすら耐え忍ぶ日々が続きます。 一ファンかつ地元民としては、新幹線の利便性が十分に認識され、札幌延伸のスケジュールが少しでも前倒しされることを願っていますが、果たしてどうなりますやら...。 |
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