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広島電鉄 |
中四国最大の都市、広島市とその周辺で鉄道、軌道事業を運営する地方私鉄です。 全国各地で赤字経営が続く路面電車にあって、軌道線と鉄道線を合わせた輸送人員は2位の約2倍と突出する、路面電車界のガリバー的存在です。 かつては経営難から他都市の中古車をそのままの塗装で運行し、「電車の博物館」と揶揄された車両も、大半は自社発注の新型車両へと置き換わり、他都市では大部分が単車の運行となる中、連接車が中心街をひっきりなしに行き交う姿は、まさに「路面電車王国」と呼ばれるにふさわしいものです。傍目からは順風満帆に見える運営ですが、現場では併用軌道や運賃収受による運行速度の低下が問題となっており、さらなる効率化を目指して、信用乗車制や運行経路の変更などいわゆるLRTへの脱皮が模索されています。2025年春には、広島駅ビルの建て替えに合わせて2階コンコースへの乗り入れが予定されており、小倉、富山に次いでシームレスな乗換が実現することとなります。 |
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