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名古屋臨海高速鉄道 |
東海地方一の大ターミナル名古屋から、金城ふ頭までを結ぶ第三セクター鉄道です。 東海道本線の貨物支線である西臨港貨物線(西名古屋港線)を複線電化・高架化旅客・貨物共用化した路線で、鉄道空白地帯であった名古屋西南部地域住民はもちろんのこと、沿線に立地する名古屋競馬場などの娯楽・商業施設への利用客も見込まれていましたが、蓋を開けてみれば、利用は予想を大きく下回り、2010年7月に経営破綻の憂き目を見ることとなりました。 破綻の原因として、必要以上に豪華な設備による建設費の償還も挙げられますが、名古屋以遠の地下鉄乗り換えに伴う高額な運賃が沿線住民から敬遠されていることは疑いなく、大学や博物館など集客施設のオープンによる利用客増は見込まれるものの、劇的な状況の改善にはほど遠く、今後も厳しい経営が続きそうです。 |
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