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長崎本線 |
鹿児島本線の鳥栖から佐賀県を横断し、有明海沿いに長崎までを結ぶ幹線です。 鳥栖を出た列車は鹿児島本線と分かれ、佐賀平野を南西に進みます。周囲は温暖な気候を生かした古くからの農業地帯で、弥生時代の環濠集落跡である吉野ヶ里遺跡が見られます。 江北で佐世保線と分かれて南に進路を取ると、肥前七浦あたりから有明海に沿って進みます。風光明媚な区間ですが、カーブが多く単線であり、特急列車の速度向上のため、振り子式車両が投入されていました。諫早からは長崎の近郊区間として普通列車の本数が増えます。喜々津から大村湾沿いの旧線とトンネルだらけの新線に分かれ、浦上で合流すると、最終区間はゆっくりと流して異国情緒溢れる長崎に到着します。 2022年9月の西九州新幹線開業により並行在来線区間となった江北〜諫早は、2045年までは経営分離されずJR九州での運行が決定しています。肥前浜以南の電化設備廃止など経費削減にも取り組んでいますが、肝心の特急列車が区間短縮の上大幅減便されるなど、先行きは明るいとは言えません。 |
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